佐野幸江
■ライフサプリプラス株式会社 代表取締役
■療育整体師プロ
■放課後等デイサービス澄海(スカイ) 管理者 兼 児童発達管理責任者
【maheenaの由来】
maheena(マヒーナ)はヒンドゥー語で「月」の意味です。
月はいろいろな形に姿を変えます。
ただ、地球からはそう見えているだけで、本来は満月の姿です。
身体も不具合が出てきても『療育整体』によって、自分で発達する身体に戻す。と意味合いを込めて…
『maheena』
詳しいプロフィール
ここからは当整体院にご興味を持っていただいた方に私のことをもう少し知ってもらいたいと思い、私がなぜ療育整体師となったのか、お伝えさせて頂きます。
少し長いですがお付き合いいただければ嬉しいです!
息子の幼稚園での出来事
私自身も特性のある息子の母親です。
気になりだしたきっかけは保育園のとき。
お遊戯会の踊りの時にひとりだけ踊らずに外を見ている息子を見て、気になりだして、当時の園長先生に相談しWISC検査を行ったところ「発達障がい」があることを知りました。
実際のところ、理由がわからずにみんなでやるコトに参加していない息子を見ているときの方が私の心がザワザワしていて、検査を受けた時に「理由が理解できたこと」に安心したことを憶えています。
小学校にあがるとなかなか学校にも上手く対応して頂けず、保育園の時の園長先生が親身にアドバイスをしてくださり、ケース会議などは開いてもらったのですが、実際、授業参観のときに息子がパニックを起こすなど悩んでいました。
でも、息子が小学4年のときに服薬も強要されたのですが、私の中で「なにか違う」という違和感…。書籍を調べてリスクもあることを知り止めました。
まずは息子とコミュニケーションを取ることで落ち着くことができないかと模索した時期でした。
息子の興味と放課後デイサービス開業
周りの人たちのサポートもあり、息子は富士宮市内ではじめてとなる支援級から公立の高校に進学することができました。
息子が星に興味があることがわかり、天文宇宙検定や星空宇宙検定を受験!
検定の協会に事前に連絡を入れて、特性のあるこどもであることなどを伝えると、とても親切に対応してくださり、受験当日も落ち着いて試験を受けることができました。
私にもこのことは自信や安心のきっかけになりました。
当時私はマーチャンダイザーとして飲料会社に勤めていましたが、息子のことがきっかけとなり2016年11月に放課後デイサービス澄海(スカイ)を立ち上げます。
息子以外で特性のある子ども達と出会うことで色々と感じることあり、そして、スタッフのみんなにもとても助けられながら、現在も放課後デイサービス澄海(スカイ)を運営しております。
療育整体との出会い
放課後デイサービスを日々運営する中で、2023年10月、SNSを見ていたところたまたま、「松島眞一先生」に出会います。
すぐさま、「はじめの講座」を申し込み、
『療育整体ってなに!?』とすぐさま本を購入。
そこには、私が長年疑問に思っていた事の答えが全て書いてありました。先生も自身のお子さまに同じような思いをして服薬に対する不信感があった事を知りました。
この本はまさに「療育整体」の手順書ともなっており、いうなれば「お母さんがお子さんにやってあげられる具体的な技法」が記されており、動画も見れるようになっていました。
本を読みながら、施設のお子さんに行ってみると反応が良く、療育整体を提唱されているこの本の著者、松島眞一先生の講習に参加することとなります。
療育整体の講習はとても興味深く、私自身ものめりこみ、プロコースマイスターまで習得。
当時、一緒に学んでいた仲間のみんなから
「ゆきえちゃんってほんと、人の為になることをがんばるよね!」
と言ってもらったことがとても嬉しかったのを憶えています。
maheena開院!
「せっかく療育整体というすばらしい技術を手に入れたんだから、地元のお子さんやお母さんのお役立ちたい!」
この想いで、2024年、澄海と同じ敷地に療育整体 maheenaを開院しました!
いつもぴょんぴょんしていた子が私の膝の上に落ち着てくれたり、発語が少なかったお子さんの言葉が増えたりと、私の中で手応えを感じています。
親御さんも変化に気づいてくださり喜んでくれることが私にとって大きなやりがいです。
療育整体maheenaは、手帳をお持ちでないお子さんはもちろん、大人の方も含めてどんな方でもご来院頂けます。
一人でも多くの方とmaheenaを通じてご縁を頂ければ嬉しいです。
私の伝えたいコト
療育整体と放課後デイサービスを営む私が、今、伝えたいコト。
それは
「発達障がいがあっても、人は良いところがたくさんある!」ということです。
丁寧にコミュニケーションを取れば、落ち着いてくれて、私達や親御さん、お友達とも落ち着いて話してくれます。
感性も高く、自分のやりたいことに夢中になっている姿を見ると私も一緒に成長をサポートできることが大きな喜びです。
私自身も、息子は20代となりとても良好な親子関係を築けていると感じています。
息子がいてくれたから、今の私があると思います。だから、息子にはとても感謝しているんです。
療育整体が、発達障がいのお子さんや、体や心が疲れている方々の何かのきっかけになれば私はとても嬉しいです。
長い文章をお読みいただき、ありがとうございました!
皆様とお会いできることを心より楽しみにしております。